技術専門委員会
-
共通テーマとして、第一に砂・鋳型に起因する不良として「焼着き」を取り上げ、系統的な研究を開始します。まず、過去の文献調査から開始しています。その他に、委員企業が持ち回りで行なう発表を通して、各社の保有する新情報の提供および討議を行っています。
- 本委員会は、砂メーカや樹脂メーカの参加が多く、鋳造業者の参加数が少ないので、是非とも鋳物会社の技術者に参加していただきたい。
キュポラ操業研究委員会
-
共通テーマとして「キュポラの溶湯性状に関する研究(仮)」を取り上げ、会員企業において実証試験を進め、キュポラにとって最適な湯は何かを追及します。
球状黒鉛鋳鉄の歩留り向上研究委員会
- 「元湯の性状と引け巣の関係」を会員企業の溶湯により検証し、会員企業の球状黒鉛鋳鉄の歩留り向上に貢献します。平成27年度はこれまでの研究成果を報告書に取りまとめるとともに、新たに共通試験片を用いた評価試験を計画しています。
電気炉操業研究委員会
-
「誘導電気炉の省エネ技術の確立」をテーマに活動を計画。委員会社の現状分析より開始します。平成27年度もこの活動を継続し、より効果的な溶解方法を検討していきます。
精密鋳造技術委員会
-
共通テーマとして研究していた「ワックスの特性評価のための測定方法の統一」に関するデータを取りまとめています。他に文献紹介、新技術紹介を行っています。
この委員会は、(公社)日本鋳造工学会精密鋳造部会との共同開催です。
2014年技術専門委員会委員企業数
鋳型技術委員会 | 31 |
キュポラ操業研究委員会 | 11 |
球状黒鉛鋳鉄の歩留り向上研究委員会 | 13 |
電気炉操業研究委員会 | 35 |
精密鋳造技術委員会 | 11 |
合計 | 101 |