鋳造入門講座

2025年度 鋳造入門講座会場版 *会場;東京 機械振興会館

開催日:2025年4月18日(金)~2025年9月20日(土)
申込み:2025年1月6日(月)~2月7日(金)

2025年度鋳造入門講座募集要項(pdf)
2025年度鋳造入門講座申込書(word)


日本鋳造協会では、2010年度より新人教育研修プログラム「鋳造入門講座」を実施しています。
鋳造入門講座とは、高校を卒業した新入社員又は入社3~4年目の新人を対象として、鋳造に関する原理・原則を体系的に教育する初級教育研修事業です。
なお、本講座では2024年度に続き2025年度鋳造入門講座を2回開催致します。
1回目は4月から東京機械振興会館を会場として開講、5月、8月にはZoomによるオンライン講習も組み合わせて9月に修了する半年間での実施となります。カリキュラムには現地研修として工場見学や安全体感教室、実習等も含まれます。
また2回目は、圧縮したカリキュラム(講義数 35コマ⇒24コマ)をZOOMによるオンライン講座の形式で11月から開講します。こちらには現地研修等の対面式の体験学習は含まれず全ての講義がWEB上での実施となります。

カリキュラム概要募集要項実施実績修了証の授与新人教育研修プログラムについて

鋳造入門講座

東京 機械振興会館を会場として開講

 共通22・専門13合計35コマの座学と、安全体感技塾やG討議、工場見学の現地研修などを組み合わせたカリキュラム。
1日3コマをテキストとPPT資料を使用して講義を行い、5月と8月のみZOOMでのオンライン講義になります。

講義35コマ 及び 現地研修1日での合計14日間
  • 22コマ= 共通講義 基礎・管理科目 他
    ・・・ 身近な鋳物、図面の書き方・読み方、改善活動等
  • 13コマ= 専門科目の講義(鋳鉄・アルミニウム鋳物)技術科目
    ・・・ 原理原則、鋳造法、製造技術、検査等
  • 現地研修= 2事業所4工場の工場見学
  • 体験学習= 東京会場で安全体感技塾に参加。
    その他グループ討議や実習有

鋳造入門講座 会場版 募集要項

  • 受講料:176,000円(会員) 286,000円(非会員)(消費税10%を含む総額表示)
  • 定員:鋳鉄・アルミニウム鋳物コース合わせて40名。
    大幅な定員超過の際は受講いただけない、
    又は11月に開講するオンライン講座に移動していただく場合もあります。
  • 対象者:新入社員から鋳造関連業務経験3~4年程度の経験者
    (鋳造業、鋳造関連企業の技術・技能者、営業担当者など)

2025年度鋳造入門講座募集要項(pdf)
2025年度鋳造入門講座申込書(word)

実施実績

(1)2010年度

①開催場所:川口鋳物工業協同組合会議室(埼玉県川口市)
②受講状況:30名(鋳鉄コース)

(2)2011年度

①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:30名(鋳鉄コース19名、アルミニウム鋳物コース11名)

(3)2012年度

①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:50名(鋳鉄コース41名、アルミニウム鋳物コース9名)

(4)2013年度

①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:46名(鋳鉄コース36名、アルミニウム鋳物コース10名)

(5)2014年度

①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:41名(鋳鉄コース41名)

(6)2015年度

①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:38名(鋳鉄コース30名、アルミニウム鋳物コース8名)

(7)2016年度

①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:38名(鋳鉄コース25名、アルミニウム鋳物コース13名)

(8)2017年度

①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:64名(鋳鉄コース47名、アルミニウムコース17名)

(9)2018年度

①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:70名(鋳鉄コース52名、アルミニウムコース18名)

(10)2019年度

①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:70名(鋳鉄コース50名、アルミニウムコース20名)

(11)2020年度

①開催方法:ZOOMによるオンライン
②受講状況:40名(鋳鉄コース33名、アルミニウムコース7名)

(12)2021年度 第1回

①開催方法:ZOOMによるオンライン(4月~7月で開講中)
②受講状況:61名(鋳鉄コース51名、アルミニウムコース10名)

(13)2021年度 第2回

①開催方法:会場およびZOOMによるオンライン併用のハイブリッド形式
②受講状況:44名(鋳鉄コース37名、アルミニウムコース7名)

(14)2022年度

①開催方法:会場およびZOOMによるオンライン併用のハイブリッド形式
②受講状況:48名(鋳鉄コース37名、アルミニウムコース11名)

(15)2023年度

①開催方法:会場での対面式および13日間の内
5月と8月の4日間はZOOMによるオンライン講義
②受講状況:55名(鋳鉄コース52名、アルミニウムコース3名)

(16)2024年度 第1回

①開催方法:会場での対面式および14日間の内
5月と8月の4日間はZOOMによるオンライン講義
②受講状況:55名(鋳鉄コース48名、アルミニウムコース7名)

(17)2024年度 第2回

①開催方法:ZOOMによるオンライン講義(11月〜2月)
②受講状況:52名(鋳鉄コース46名、アルミニウムコース6名)

修了証の授与

下記要件を満たした方には修了証を授与致します。

  1. 講義;2/3以上出席。
  2. 全てのテストで60点以上を得点。

(講義日毎に習得確認テストを実施。欠席した場合も提出していただきます。)

新人教育研修プログラムについて

日本鋳造協会では、厚生労働省より平成21年度「ジョブ・カード制度普及のためのモデル事業」を受託し、15歳以上40歳未満の新入社員を対象とした新人教育研修プログラムを作成しました。
このプログラムで策定したカリキュラムに沿った研修事業として入門講座を毎年開講しています。
新人教育研修プログラムについて下記に纏めてみました。

新人教育研修プログラムの概要

当プログラムは、半年間の実施期間を想定し下記の①OJTと②OFF JTにより構成されています。

① OJT

社内教育(OJT)は、340時間の実習で構成される。その内容は以下のとおりである。

  1. 安全衛生実習 …安全衛生及び環境保全に関する実習
  2. 鋳造作業実習 …鋳造作業の実習
  3. 仕上・検査作業実習 …鋳仕上、熱処理等および検査の実習

 ※実習を行う際の参照用に、鋳造工程ごとに初心者にまず理解して欲しいことを整理したキーワード集を用意した。
 ※社内教育(OJT)後、教育成果を評価するための「評価シート」を作成した。

② Off JT

社外教育講座(Off-JT)は、90時間で構成される。
その内容は以下のとおりである。

  1. 鋳造技術講座 …鋳造工程ごとの基礎的な技術に関する講義
  2. 鋳造基礎講座 …基本的な原理・原則、
    日本の工業・鋳造業に関わる歴史・経済についての講義
  3. 鋳造関連講座 …日常の仕事と関連して、安全、品質、原価などの
    生産管理の初歩的な知識を習得することを中心とした講義

雇用型訓練の実施を検討する事業主の方は、この②社外教育講座としての入門講座を受講することによって、一定の要件を満たせば、同省の人材開発支援助成金を受給できる場合があります。