鋳造入門講座
*オンラインによる鋳造入門講座のご案内です。「東京を会場とした講座」についての募集要項は、4月以降にご案内します。
申込み:2021年1月4日(月)~2月12日(金)
2021年度入門オンライン講座募集要項(PDF版)
2021年度入門オンライン講座申込書
2021年度入門講座年間スケジュール
日本鋳造協会では、2010年度より新人教育研修プログラム「鋳造入門講座」を実施しています。
鋳造入門講座とは、工業高校を卒業した新入社員又は入社3年以内の新人を対象として、鋳造に関する原理・原則を体系的に教育する初級教育研修事業です。
なお、本講座は、平成22年度に厚生労働省の助成を受けて「実践型人材養成システム」としてカリキュラム・テキスト等を作成しているので、同省の「人材開発支援助成金(旧キャリア形成促進助成金)」の助成を受けることが出来る制度です。
鋳造入門講座
オンラインにて開講
講義30コマ・10日間
鋳造入門講座募集概要
- 受講料:130,000円(会員) 210,000円(非会員)(消費税別)
- 定員:40名(鋳鉄、アルミニウム鋳物両コース合計)
- 対象者:新入社員から鋳造経験3年以内の経験者(鋳造業、鋳造関連企業の技術・技能者、営業担当者など)
実施実績
(1)2010年度
①開催場所:川口鋳物工業協同組合会議室(埼玉県川口市)
②受講状況:30名(鋳鉄コース)
(2)2011年度
①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:30名(鋳鉄コース19名、アルミニウム鋳物コース11名)
(3)2012年度
①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:50名(鋳鉄コース41名、アルミニウム鋳物コース9名)
(4)2013年度
①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:46名(鋳鉄コース36名、アルミニウム鋳物コース10名)
(5)2014年度
①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:41名(鋳鉄コース41名)
(6)2015年度
①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:38名(鋳鉄コース30名、アルミニウム鋳物コース8名)
(7)2016年度
①開催場所:機械振興会館会議室(東京都港区芝公園)
②受講状況:38名(鋳鉄コース25名、アルミニウム鋳物コース13名)
修了証の授与
下記要件を満たした方には修了証を授与致します。
- 講義;2/3以上出席。
- 全てのテストで60点以上を得点。
(講義日毎に習得確認テストを実施。欠席した場合も提出していただきます。)
新人教育研修プログラムについて
日本鋳造協会では、厚生労働省より平成21年度「ジョブ・カード制度普及のためのモデル事業」を受託し、15歳以上40歳未満の新入社員を対象とした新人教育研修プログラムを作成しました。
このプログラムで策定したカリキュラムに沿った研修事業として入門講座を毎年開講しています。
新人教育研修プログラムについて下記に纏めてみました。
新人教育研修プログラムの概要
当プログラムは、半年間の実施期間を想定し下記の①OJTと②OFF JTにより構成されています。
① OJT
社内教育(OJT)は、340時間の実習で構成される。その内容は以下のとおりである。
- 安全衛生実習 …安全衛生及び環境保全に関する実習
- 鋳造作業実習 …鋳造作業の実習
- 仕上・検査作業実習 …鋳仕上、熱処理等および検査の実習
※実習を行う際の参照用に、鋳造工程ごとに初心者にまず理解して欲しいことを整理したキーワード集を用意した。
※社内教育(OJT)後、教育成果を評価するための「評価シート」を作成した。
② Off JT
社外教育講座(Off-JT)は、90時間(36コマ=12日の講義と、2コマ=1日の工場見学・現地講習)で構成される。
その内容は以下のとおりである。
- 鋳造技術講座 …鋳造工程ごとの基礎的な技術に関する講義
- 鋳造基礎講座 …基本的な原理・原則、日本の工業・鋳造業に関わる歴史・経済についての講義
- 鋳造関連講座 …日常の仕事と関連して、安全、品質、原価などの生産管理の初歩的な知識を習得することを中心
とした講義
雇用型訓練の実施を検討する事業主の方は、この②社外教育講座としての入門講座を受講することによって、一定の要件を満たせば、同省の人材開発支援助成金(旧キャリア形成促進助成金)を受給できる場合があります。