鋳造ジャーナル2021年1月号
目次
- 年頭所感
日本鋳造協会 会長 藤原 愼二 4
経済産業大臣 梶山 弘志 5
経済産業省 製造産業局 局長 藤木 俊光 6
経済産業省 素形材産業室 室長 谷 浩 7
副会長(経営部会長) 大亀 右問 9
副会長 丹羽 龍 10
副会長 武山 尚生 11
副会長 田島 正明 12
副会長(国際部会長)澤田 正治 13
副会長(技術・環境部会長)柳澤 忠幸 14
副会長(総務部会長)佐藤 孝造 15
副会長(機材部会長)渡辺 兼三 16 - 市況トレンド 20
- 学協会の動向 22
- 会社往来 24
- 会社紹介
株式会社ファインテクノ 28 - 海外技術ニュース
THE SAUGUS POT(ソーガスポット):植民地時代のアメリカにおける鋳造産業の誕生 34
COVID-19―能力強化のための触媒 39 - 部会委員会報告
機材部会における新型コロナウイルスの経営への影響調査 42 - お知らせ
自転車等機械振興事業に関する補助事業推進 48
書籍のご案内&申込書 49 - 編集後記 50
カバーストーリー
干支の置物『泰平』(川口市/(株)モリチュウ)
2020 年は新型コロナウイルスに翻弄された1年でした。一刻も早くコロナ禍が収束に向かい、経済活動が復調することを願うばかりです。
さて、2021年の干支は十二支の2 番目に位置する「牛」です。今年の新年号も干支に因んだ表紙を選びました。この鋳物は「泰平」と名付けられた干支の置物。川口市の(株)モリチュウ様が製作。同社では1983 年から干支の鋳物シリーズとして毎年鋳造しています。製品説明には次のように記されています。
人間と牛とのつき合いは古く、紀元前5 千年頃から始まるといわれています。古代では牛は「聖牛」として、神話に尊い動物として表現されてきました。時代が進むにつれて、牛は乳と肉を得る家畜として重宝がられ、さらに田畑を耕し運搬を担い、あらゆる分野で人間生活に深いかかわりを持つ尊い存在になりました。
世の中が落ち着くまで「牛歩」のようにゆっくりと、忍耐強く頑張るのがよいのかもしれません。作家=翁 観二氏「干支を創る」:世界中が新型コロナウイルスの渦中にある今日。乳→母→和のイメージを持つ『牛の年』。一日も早い太平の世を望み、この親子像に願いを込めました。
問合せ先=(株)モリチュウ 森 洋子 yoko.mori@morichu.co.jp, ☎ 048-283-1421
(事務局・玉村秀男)
表紙の写真は読者の皆さんからの投稿をお待ちしています。“鋳物”に関係があれば題材は問いません。電子媒体あるいは写真に簡単な説明文を添付し、編集委員会までお送りください。
(担当:玉村秀男 tamamura@foundry.jp)