鋳造ジャーナル2019年7月号
目次
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市況トレンド 6
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学協会の動向 8
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会社往来 10
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私の苦労話・失敗談
日本鋳造協会の設立、三団体統合のころ
(一社)日本鋳造協会 前専務理事 角田悦啓 14 -
協会ニュース
鋳物産業振興議員連盟が総会を開催 16 -
技術解説
鋳鉄の組織と材質 3.鋳鉄のチル化-なぜチル化が起こるのか?- 25 -
海外技術ニュース
引張試験結果に影響を及ぼす結晶粒形態についての試験 33
Admatic社とAristo-Cast社、AM法を用いた新しい模型無し精密鋳造プロセスを紹介 36 -
部会委員会報告
(株)木村鋳造所 群馬工場を見学 38 -
協会ニュース
2019 年度「鋳造カレッジ」全国で始まる 40 -
お知らせ
第57回素形材産業優良従業員表彰の受賞候補者推薦に係るご案内 45
台湾で開催される「第10 回国際精密鋳造セミナー」のご案内 46
2019 年度 軽合金鋳造技術研修会開催のご案内 47
書籍のご案内&申込書 50
-日本初の精密鋳造用語集-「ロストワックス精密鋳造用語辞典」購入申込書 51
2019 年度秋季大会(講演会・懇親会) 52 -
編集後記/会員動向 56
カバーストーリー
ペンタサウルスの鉄瓶
南部鉄瓶の常識的なデザインにインパクトを与える注ぎ口が3つある鋳鉄製のケトル(ティーポット)である。日本に住む知人の英国人で、岩手県水沢に在住の彫刻家グレゴリー・ローズ氏の作品。グレゴリーの精密鋳造で作られる作品群は「蜻蛉」や「零戦」などで、どれも精緻で魅力的であり、以前にも本誌で紹介したことがある。
岩手県水沢羽田町の南部宝生堂㈱及富の及川一郎社長は、上記の恐竜の鉄瓶の鋳造をきっかけにして、小学生のころからゴジラに熱狂していた菊地専務の発案で、次号で紹介する「ゴジラ 南部鉄器と融合」に繋がる。ペンタサウルスの茶色/オレンジ色に輝く眼は虎目石で、眼の形状のポケットに挿入されている。
(新東工業・竹内純一)
表紙の写真は読者の皆さんからの投稿をお待ちしています。“鋳物”に関係があれば題材は問いません。電子媒体あるいは写真に簡単な説明文を添付し、編集委員会までお送りください。
(担当:玉村秀男)
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