鋳造ジャーナル2021年3月号
目次
- 市況トレンド 6
- 学協会の動向 8
- 会社往来 10
- 協会ニュース
YPP委員会発足のお知らせ 14 - 海外技術ニュース
2020 年の世界の精密鋳造市場の概観 16
北米の精密鋳造産業の動向と展望 18
2020 年の欧州の精密鋳造市場の実績と予測 23
2020 年の中国の精密鋳造市場動向 26
インドの精密鋳造産業の2021年の予測 28
3D プリンター製鋳型 ボギーシャシーをシミュレーションにより鋳物で代替 34
静水圧処理サービスビルバオSI にNADCAP の熱処理作業認定が下りた 36
工業化に向けて溶湯は流れる 38
鋳造4.0―スマート精密鋳造はセラミックスラリーの粘度管理を必要とする 45 - お知らせ
自転車等機械振興事業に関する補助事業推進 49
「インベストメント鋳造用語辞典」購入申込書 50
2021年度専門委員会委員募集のご案内 52
書籍のご案内&申込書 55 - 編集後記 56
カバーストーリー
荒神谷遺跡にある銅鐸型アルミ鋳物
島根県出雲市にある(株)渡部製鋼所様を訪問時に「荒神谷遺跡にある銅鐸型車止めやモニュメントのアルミ鋳物」を昔、製造したとのお話しを聞き、帰路時に見学した。
遺跡は、1983 年(昭和58 年)広域農道(愛称・出雲ロマン街道)の建設に伴い遺跡調査が行われた際に調査員が古墳時代の須恵器の破片を発見したことから発掘調査が開始され、1984 年と1985 年(昭和59-昭和60 年)の2 年の発掘調査で、銅剣358 本、銅鐸6 個、銅矛16 本が出土した。銅剣は1985 年に国の重要文化財に指定され、銅鐸・銅矛は1987年(昭和62 年)に追加指定されていたが、1998 年(平
成10 年)に一括して「島根県荒神谷遺跡出土品」として国宝に指定されている。
古代ロマンを求めて出雲にお越しの際には、ぜひ荒神谷遺跡や加茂岩倉遺跡の見学をお勧めしたい。
(神戸理化学工業(株)・古川伸一郎)
表紙の写真は読者の皆さんからの投稿をお待ちしています。“鋳物”に関係があれば題材は問いません。電子媒体あるいは写真に簡単な説明文を添付し、編集委員会までお送りください。
(担当:玉村秀男 tamamura@foundry.jp)
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