鋳造ジャーナル2021年5月号
目次
- 市況トレンド 6
- 学協会の動向 8
- 会社往来 10
- 協会ニュース
東海支部が2021年度総会・本部活動報告会・講演会をWeb開催 14
「新人教育研修プログラム鋳造入門オンライン講座」開講式を挙行 16 - トピックス
令和3 年春の褒章(株)マツバヤシの松林良蔵氏が黄綬褒章を受章 16 - 海外技術ニュース
鋳造品生産2025 市況回復はどのように持続的に進むであろうか? 17
2021年鋳造産業の展望 22
James Byrne氏とV/A Technology社 世界中で400 基以上のシェル造型設備を設置したレガシー 28
ダクタイル鋳鉄の生産における費用対効果の高い接種 34
危機管理が失敗する3つの理由 36
フェノールウレタンコールドボックス法の環境問題における効果の評価 38
パンデミックと社員のメンタルヘルス 40
エキスパートに尋ねる工場の状態は中子や型の製造にどのように影響するか 42 - お知らせ
2021年度精密鋳造技術研修会開催のご案内 46
鋳造入門講座‐2021年度新カリキュラム‐待望の受付スタート 49
2021年度鋳造カレッジ上級コース 募集要項 50
令和3 年度 オンライン素形材技術研修講座「消失模型鋳造法」ご案内 51 - 協会ニュース
2021年3月分銑鉄鋳物製造業の景況調査結果 54 - 編集後記 56
カバーストーリー
銅燈籠(諏訪大社上社宝物殿所蔵)
諏訪大社は長野県の諏訪湖の周辺に4箇所の境内地をもつ神社である。信濃國一之宮。神位は正一位。全国各地にある約25,000 社の諏訪神社総本社であり、 国内にある最も古い神社の一つとされている。
『吾妻鏡』や『諏訪大明神画詞』には、治承四年(1180 年)源頼朝の旗揚げに応じた甲斐源氏である武田太郎信義・一条次郎忠頼父子が、諏訪神社の冥助により小田切の平氏・菅冠者を滅ぼし、諏訪上下社に土地を寄進したことが記されている。その武田・一条父子がのちに神社に奉納したものとして、この六角銅燈籠(高さ36cm)がある。
その底裏には「奉納 信濃国諏方大明神 武田太郎信義 一条次郎忠頼 治承四年庚子九月癸亥日 當大宮大祝 篤光代」とある。
現在、諏訪大社からの依頼を受け、長野県鋳物工業協同組合にて複製品を作成中。
(㈱コヤマ・宮坂 誠)
表紙の写真は読者の皆さんからの投稿をお待ちしています。“鋳物”に関係があれば題材は問いません。電子媒体あるいは写真に簡単な説明文を添付し、編集委員会までお送りください。
(担当:玉村秀男 tamamura@foundry.jp)
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