鋳造ジャーナル2022年6月号
目次
- 市況トレンド 6
- 学協会の動向 8
- 会 社 往 来 10
- 協会ニュース
2022年度春季大会・社員総会を開催 14
2021年度おめでとう、鋳造技士の皆様 17
2021年度若手経営者冬季全国大会オンラインにて開催 20
省エネ事例20 工場照明設備のLED 化、外灯削減による省エネ 21
2022年度鋳造カレッジ上級コース(鋳鉄材料・砂型コース)6月2日に開講式を開催 24 - 海外技術ニュース
KnewMethod は概念設計から完成までの鋳物ソリューションを提供する 25
Alchemist Consulting は、最大利益を上げさせることで人々を勇気づける 27
ニューノーマルなの? 29
パターン洗浄 34 - 鋳造カレッジ 友達の輪
九十九 太治 38 - 東西南北
ISO/TC306国際規格への日本鋳造協会の取り組み 40 - 海外技術ニュース
Zollern Group―300 年を超える産業界での歴史 44
真空溶解鋳造の課題と未来 46
40年を超える精密鋳造産業での知識 49 - 部会委員会報告
「サーモテック2022」視察報告 52 - お知らせ
第60 回素形材産業優良従業員表彰の受賞候補者推薦に係るご案内 54
2022 年度第2回Web 鋳造技術研修会開催のご案内 55 - 編集後記/会員動向 56
カバー ストーリー
ビーチでの展示会作品「Sublimity」
西オーストラリア州・コテスロービーチで2022 年3月に開催されたThe 18th Sculpture by the Seaの出展作品。現地在住日本人作家によるもの。この展示会はその名の通り海岸に作品が展示される。大勢の海水浴客が集まる美しい海岸で展示会が開催されるというのは日本人にとって新鮮、いや斬新である。
作品の長いツノ(2分割で作製)の美しさに魅かれる。ツノに付いているユーカリは個人宅の庭から収穫してもらった実物で型取りをしたそうだ(ユーカリの実は溶接)。
オーストラリアの自然を型に用い、そして自然の中に展示しても、その姿からは日本の繊細さがにじみ出て凛とした気持ちにさせられる。作品名Sublimityの意のとおり崇高、である。物理的背景を問わず、作家のバックグラウンドが作品に現れることを実感した。
作品:Sublimity(精密鋳造) 髙橋祐子作
(事務局・篠崎和子)
表紙の写真は読者の皆さんからの投稿をお待ちしています。“鋳物”に関係があれば題材は問いません。電子媒体あるいは写真に簡単な説明文を添付し、編集委員会までお送りください。
(担当:玉村秀男 tamamura@foundry.jp)
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