鋳造ジャーナル2022年3月号

目次

  • 市況トレンド 6
  • 学協会の動向 8
  • 会社往来 10
  • 協会ニュース
    省エネ事例〈17〉集塵機のインバータ化による電力低減 14
  • 部会委員会報告
    日本鋳造協会におけるエネルギー使用量調査結果(非鉄鋳造編) 16
  • 製品紹介
    グラインダーRBシステム 27
  • 協会ニュース
    「パートナーシップによる価値創造のための転嫁円滑化会議」に出席 30
  • 海外技術ニュース
    2021年の世界の精密鋳造市場動向 32
    北米の精密鋳造の実績と予測 33
  • 技術論文
    拡張された一般的な界面の方程式 40
  • 製品紹介
    砂トレイ搬送コンベア 44
  • トピックス
    東京2020 復興のモニュメントの制作 45
  • 海外技術ニュース
    一連の鋳造プロセス“鋳造劇場”における鋳造技術者の役割 48
  • 新刊紹介
    町村氏が『科学技術独和英略語大辞典』出版 50
  • お知らせ
    2022 年度鋳造カレッジ上級コース 募集要項 54
    2022 年度 鋳造入門講座 55
  • 編集後記/会員動向 56

カバーストーリー

時代の鋳物:大和重工・本社工場

 バスタブや五右衛門風呂が有名な広島県の“大和重工”に、昨年お邪魔する機会があった。同社事務所の正面にドデカイお釜があり、以前に本紙表紙で紹介したことがあるが、いまは風力のハブが横に展示されていた。五右衛門風呂や製塩用の釜など昔からある鋳物製品だけでなく、新しいエネルギー製品も時代の流れに逆らうことなく取り入れている姿勢に、同社のあるべき姿を示していると、感じた。
 自動車がEV化すると、素形材産業に大ダメージだといわれるが、果たしてどうなるのかは本当のところ誰も知らない。

(新東工業・竹内純一)

 

 表紙の写真は読者の皆さんからの投稿をお待ちしています。“鋳物”に関係があれば題材は問いません。電子媒体あるいは写真に簡単な説明文を添付し、編集委員会までお送りください。

(担当:玉村秀男 tamamura@foundry.jp