鋳造ジャーナル2023年7月号

目次

  • 市況トレンド 6
  • 学協会の動向 8
  • 会社往来 10
  • 協会ニュース

    鋳物産業振興議員連盟が総会を開催 14

  • お知らせ
    2023 年度Web鋳造技術研修会 追加開催決定 22

  • 技術解説
    INOTECプロモーター第6世代―高耐湿性の無機バインダーシステムの開発― 23

  • 海外技術ニュース
    表面エネルギ―計測に影響するパターンワックスの処方についての研究 26
    球状黒鉛鉄の冶金品質に及ぼす加熱/注湯装置での保持時間の影響 32
    発明から実用化まで 39

  • 東西南北
    GIFA見学とドイツまたはスペイン工場視察ツアー 42

  • 若手経営者委員 列伝
    奈部潤弥 46

  • 海外技術ニュース
    3Dプリントされたセラミック鋳型―鋳造品開発例 48
    NADCAPの鋳造向けプログラム 50

  • お知らせ
    2023 年度 若手経営者夏季全国大会開催のご案内 52

  • 編集後記/会員動向 56

カバー ストーリー

岐阜鋳物会館のモニュメント

 素形材産業の中心的地位をしめており、岐阜県における鋳物産業の振興を計り、その発展に寄与するために設立されたのが、財団法人岐阜鋳物会館です。当会館は岐阜で約450 年に亘り鋳物業を続けている岡本一族の寄付により設立され、永禄年間から大正12 年まで鋳物工場が存在していた記念すべき跡地に建設されています。そして、鋳物に対する総合施策センターとして地域の方々に利用されており、ものづくり産業の発展に貢献しております。平成23 年4月1日、公益社団法人岐阜鋳物会館として認可を受け一層の社会貢献に努めています。展示の一例として『鋳物芸術作品(モニュメント)』をはじめ木炭アイロン、カルドロン鍋、鋳物職人の専用工具、鋳物灯篭、たたら板などなど多種展示されておりますので、鋳物業関係者は是非ご来館・ご利用をお待ちしております。

(土岐可鍛工業㈱・紺野敏之)

 

 表紙の写真は読者の皆さんからの投稿をお待ちしています。“鋳物”に関係があれば題材は問いません。電子媒体あるいは写真に簡単な説明文を添付し、編集委員会までお送りください。

(担当:玉村秀男 tamamura@foundry.jp