その他のお知らせ
GIFA・欧州鋳造工場視察団(本申込前のアンケート)
回答期間: 2026年4月6日~2026年5月13日17時迄
4年に一度の「鋳造界のオリンピック」(担当者談)、GIFA(国際鋳造技術・機械展)が2027年6月に開催されます!
日本鋳造協会(JFS)では、最新技術の集積地ドイツでのGIFA展示会の見学に加え、成長著しいトルコ・アンカラの鉄鋳造工場を巡る「鉄コース」と、欧州の先端事例を学ぶ「非鉄コース」の2本を企画いたしました。
昨今の国際情勢、世界的な渡航需要の高まり、円安・原油高の傾向を受け、最適な航空券と宿泊先を確保するため、皆様の事前意向を伺いたく存じます。未来のビジネスを拓くこの貴重な機会に、ぜひ貴社の声を反映させてください。アンケートへのご協力をお願い申し上げます。
記
①視察期間:
(ア)鉄コース:
A)日本発着コース:2027年6月21日(月)~7月2日(金) 10泊12日間(1機中泊)
B)現地集合・解散コース:2027年6月28日(月)~6月30日(水) 2泊3日間
(イ)非鉄コース
A)日本発着コース:2027年6月22日(火)~7月1日(木) 8泊10日間(1機中泊)
B)現地集合・解散コース:2027年6月28日(月)~6月29日(火) 1泊2日間
②訪問都市:
鉄コース:ドイツ・デュッセルドルフ、トルコ・アンカラ、イスタンブール
非鉄コース:ドイツ・デュッセルドルフ、ミュンヘン
③正式募集期間(予定):2026年11月4日(水)~11月27日(金)17時迄 (4週間)
④各コースとも、日本鋳造協会事務局より1名ずつ随行します。
⑤参加者は、視察終了後には①報告書と、②アンケートの回答を、2つ提出していただきます。
⑥事前アンケートサイト(入力締切:2026年5月13日(水)17時)
⇒アンケート結果に基づき、航空座席およびホテル数の適正な確保に努め、その内容を精査した上で、2026年度5月の国際部会にて最終的な催行可否を判断いたします。
https://forms.gle/e7mLC8opoh3FdJfC8

⑦申込金・旅行代金について
・JTBサイトにて申込時に申込金(最終代金の10%相当)をお支払いただきます(こちらはそのまま旅行代金に充当)
・残金のご請求に関しましては、最終的に旅行代金が確定する5月頃に請求いたします。
<取消される方>
・予約申込後のキャンセルは、(キャンセル時期に合わせて)旅行代金の10%~全額を取消料とする
⑧その他
・ホテル部屋(シングル・ツイン)につきましては、旅行会社を通じた事前確保のためご希望が通らない場合がございます。あらかじめご理解のほどをよろしくお願い致します。
・現地食事での飲料(ビールを含む)は、1~2杯を目安といたします。追加飲料は、別途ご自身にて現地にてお支払いをいただきます。
〇 旅程・旅行代金について
(ア)鉄コース
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(1)東京発着ツアー |
(2)現地集合・解散 |
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6/21(月) |
移動日(成田発) |
– |
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6/22(火) |
移動日(早朝に現地着) |
– |
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6/23(水) |
GIFA参加 |
– |
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6/24(木) |
GIFA参加 |
– |
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6/25(金) |
午前:GIFA参加、 |
– |
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6/26(土) |
移動日(Dusseldorf to Izmir) |
– |
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6/27(日) |
観光(Ephesus-UNESCO World Heritage Convention) |
– |
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6/28(月) |
工場見学1日目 |
朝:現地ホテル集合 工場見学1日目 |
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6/29(火) |
工場見学2日目 |
工場見学2日目 |
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6/30(水) |
観光(イスタンブール) |
観光(イスタンブール) 夕方:現地ホテル解散 |
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7/1(木) |
帰国 |
– |
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7/2(金) |
到着 |
– |
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価格(※2026年3月31日付けの参考料金。国際情勢、為替、燃油サーチャージ等に応じて、増額の可能性あり) |
(トルコ航空・成田発着): 1名1室・190万円(参考) 2名1室・153万円(参考) ※(1)東京発着コース10名、および(2)現地集合コース15名が参加した場合の、1名あたりの参考頭割り料金) |
1名1室・51万円(参考) 2名1室・45万円(参考) ※(1)東京発着コース10名、および(2)現地集合コース15名が参加した場合の、1名あたりの参考頭割り料金) |
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工場見学先候補 |
★以下の予定(新東工業に手配の依頼中) |
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(イ)非鉄コース
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(1)東京発着ツアー |
(2)現地集合・解散 |
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6/22(火) |
移動日(羽田発予定) |
– |
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6/23(水) |
GIFA参加 |
– |
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6/24(木) |
GIFA参加 |
– |
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6/25(金) |
午前:GIFA参加、 |
– |
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6/26(土) |
移動日(EU内) |
– |
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6/27(日) |
観光 |
– |
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6/28(月) |
工場見学1日目(EPG PAUSA GmbH)/午後:移動 |
朝:ケルン・ホテル集合 工場見学1日目 |
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6/29(火) |
工場見学2日目(BMW Group Plant Landshut) |
工場見学2日目 夕方:ミュンヘン・ホテル解散 |
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6/30(水) |
帰国 |
– |
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7/1(木) |
到着 |
– |
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価格(※2026年3月31日付けの参考料金。国際情勢、為替、燃油サーチャージ等に応じて、増額の可能性あり) |
(羽田発-FRA/MUC:ルフトハンザ航空) 1名1室・249万円 2名1室・197万円 ※(1)東京発着コース10名、および(2)現地集合コース15名が参加した場合の、1名あたりの参考頭割り料金) |
1名1室・65万円 2名1室・57万円 ※(1)東京発着コース10名、および(2)現地集合コース15名が参加した場合の、1名あたりの参考頭割り料金) |
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工場見学先候補 |
★以下の予定(ドイツ鋳造協会に手配の依頼中) |
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⑨各自で日本から鉄板・強化プラスチック(つま先)などの安全靴の持参が必須となります。(以下、参考例)


・旅行代金は為替変動や行程変更がある場合には、変更となる場合があります。
・GIFA入場料、海外旅行保険、燃料サーチャージ費、空港諸税は含まれていません。
・代金のお支払いをもって申込完了となります。
・ビジネスクラス、又はプレミアムエコノミークラスをご希望の場合は、別途差額が発生します。なお同クラスの予約ができない場合があることをご了承ください。
〇 催行募集人員 :
鉄コースおよび非鉄コースの催行にあたっては、それぞれ東京発着コースの申込者が10名に達することを条件とします。なお、各コースの受け入れ上限(最大催行人数)は、東京発着・現地集合を問わず25名と定めます。
〇 問合せ先:日本鋳造協会 国際グループ・西原 TEL: 03-3431-1375
E-mail: nishihara@foundry.jp
以上
(ア)鉄コース
①Atik Metal(アティック・メタル)
トルコ共和国の大手鋳造メーカー 。主に鋳鉄鋳物の製造・加工を行い、世界各国の産業向けに高品質な金属部品を供給しています。
★基本情報
社名:Atik Metal Sanayi ve Ticaret A.Ş.(トルコ法人)
本社所在地:トルコ・イズミル県チグリ(Atatürk Organize Sanayi Bölgesi)
設立:1954年に鋳造事業としてスタートし、2008年に現在の法人名で設立。
従業員数:約500人規模(およそ)
主要事業:ねずみ鋳鉄およびダクタイル鋳鉄部品の鋳造・機械加工。
★ 歴史と成長
1954年、Atikler Koll. Sti.として鋳造業に進出。かなり早い段階でトルコ国内で黒鉛鋳鉄やダクタイル鋳鉄の生産を開始しました。1967年以降、自動車(トラック・トラクター)、ポンプ、産業用バルブなど幅広い用途の鋳造部品を供給。2008年に新鋳造工場をトルコ北西部のアリアガ工業地帯に建設し、2011年には年産約50,000トン規模で稼働を開始。機械加工設備も充実させ、自社での仕上げ加工が可能な体制を整えています。現在、輸出比率は非常に高く、世界中の主要企業向けに製品を供給しています。
★ 技術・設備・取り組み
近年は生産能力や品質向上を目的に最新の鋳造・砂処理技術を導入した大規模な工場設備投資を実施しています。
真空混混錬技術、高度な制御システム、Intelligentシステムによる砂質管理などを組み合わせた、最新の砂処理設備の導入。
新工場は年間生産能力が120,000トン規模にまで拡大されており、効率と品質の大幅な向上が実現しています。
工場では複数の溶解炉や鋳造ライン、ショットブラスト設備、最新の搬送・管理システムが稼働しており、幅広い鋳物サイズや種類に対応しています。
★ 主な製品・用途
農業機械
ポンプ・工業用バルブ
トラック・ディーゼルエンジン部品
一般産業機械部品
②Döktaş(Döktaş Dökümcülük Ticaret ve Sanayi A.Ş.)
トルコを代表する鋳造メーカーで、自動車・商用車・建設機械・農業機械などさまざまな産業向けに 銑鉄鋳物とアルミニウム鋳物 を製造・供給しています。
★ 基本概要
名称:Döktaş Dökümcülük Ticaret ve Sanayi A.Ş.(Döktaş)
設立:1973年(オルハンガジ・ブルサ県)
本社/主要生産拠点:
オルハンガジ工場(Bursa):鉄鋳物(ダクタイル鋳鉄・ネズミ鋳鉄)および機械加工
マニサ工場(Manisa Organized Industrial Zone):アルミ鋳物(高圧ダイカスト・低圧鋳造)およびアルミホイール製造
主要産業分野:自動車、商用車(トラックなど)、建設機械、農業機械、機械製造など
従業員数(目安):約2,500~3,000人規模
★ 事業内容・製品
1. 鋳造部門(Iron Casting)
ねずみ鋳鉄
ダクタイル鋳鉄/球状黒鉛鋳鉄)
機械加工まで一貫対応
扱う部品例:各種自動車部品 … エンジンブロック、シリンダーヘッド、トランスミッションハウジング、アクスルハウジング、サスペンションアーム、ブレーキドラム・ディスクなど
2. アルミニウム鋳造部門
高圧ダイカスト・低圧鋳造
自動車向け軽量部品
マニサ工場ではアルミ鋳物製造以外に、アルミホイール(Alloy Wheels)も製造
静荷重・耐久性に配慮した製品設計・解析・試験サービスも提供
3. エンジニアリング & サポート
金型設計・成形プロセス設計
試作製造
熱処理・品質検査
X線検査・最終仕上げ工程対応
★まとめ
Döktaş(ドクタシュ) は、トルコで最も大きく歴史ある鋳造メーカーの1つであり、ねずみ鋳物・ダクタイル鋳鉄・アルミニウム鋳物・アルミホイールまで幅広い製品を製造しています。特に 自動車産業向け鋳造部品のリーディングサプライヤー として国内外で存在感を持つ企業です。
③Silvan Sanayi A.Ş.(シルヴァン・サナイ/Silvan)
トルコの老舗鋳造メーカーで、耐熱・耐摩耗性鋼鋳物製品 の生産を主力とし、世界中の産業向けに供給している企業です。
★ 基本情報
会社名:Silvan Sanayi A.Ş.(トルコ)
設立:1957年設立(創業は1956年)
本社・主要工場:生産拠点はトルコ・コジャエリ(DilovasıおよびGebze地域)にあり、鋳造~機械加工まで一貫生産設備 を備えています。
市場:国内外産業(セメント、鉄鋼、鉱山、運輸、建設機械など)への部品供給、輸出比率は非常に高く90%前後。
★事業内容・製品
Silvanは高合金鋼鋳物(alloyed steel castings) の製造を専門としています。これらは特に 耐熱・耐摩耗に優れた鋳鋼部品 であり、次のような用途があります:
・セメント産業 向け耐摩耗部品
・鉄鋼用転炉・ミル用ロール
・鉱山・破砕機向け鋳造部品
・輸送・建設機械用鋳造部品 など
(イ)非鉄コース
①EPG PAUSA GmbH(正式名称:EPG Pausa GmbH):軽合金(主にマグネシウム/アルミニウム)鋳造会社
★基本情報
社名:EPG PAUSA GmbH(EPG Pausa GmbH)
所在地:Dr.-Heinrich-Stein-Str. 3, 57612 Eichelhardt, ドイツ
設立:2000年(登記情報などから)
従業員数: 11~50人規模。
★事業内容・強み
鋳造技術:マグネシウムおよびアルミニウム合金による鋳造を主力としています。
鋳造方法:マグネシウムの砂型鋳造、コキリエ (型鋳造)、精密鋳造(Feinguss)など
製品重量:非常に軽いもの(0.02 kg)から、180 kgクラスまで幅広く対応
プロトタイプ部品の鋳造だけでなく、小ロットおよび中~大ロットでのシリーズ製造も対応。
★付帯技術
鋳造後の 機械加工(加工技術):CNCなどを使った後加工。
熱処理:鋳造部品に対する熱処理サービスあり。
表面処理:防食コーティング、ラッキングなどの表面処理技術。
★軽量化・環境配慮
“Leichtbau”(軽量構造)を強く掲げており、コスト効率と環境への配慮を両立させる設計を目指している。 自動車産業など、軽量化が重要視される分野への部品提供実績がある。 軽量部品の自動車・航空・電動化といった分野で魅力
②BMW Group Plant Landshut(BMW ランドシュト (Landshut) 工場)
★基本情報・概要
所在地:Landshut/Ergolding(BMW Landshut 工場)
従業員数:約 3,700人(2024年時点)
年間生産(コンポーネント):約 5百万 (5 Mio.) コンポーネント / 年
★生産・技術
BMWグループで唯一定 (ヨーロッパ) の軽合金鋳造拠点。
主にアルミ合金製キャスト部品 (例:シリンダーヘッド、クランクケース) を製造。
2023年 (または 2024 年報) では約 3.6 百万キャスト部品 を生産。
アルミ部品生産において、複数の鋳造技術を使い分けている (コア、サンド、インジェクタ鋳造など)
★電動 (e-モビリティ) 部品
最近 (2024年発表) で、Neue Klasse(新世代BMWプラットフォーム)の電動ドライブユニット用の「中央ハウジング (central housing)」を新しい生産ラインで製造。
インジェクタ鋳造 (Injector Casting) 技術を使った新しい建屋 (3層建て、12,000 m²) を建設中。
BMW Group PressClub
サンドコア (鋳型コア) を 3Dプリントで造形:17台のプリンターで 1日に最大 4,500 個のサンドコアを製造。結合材には無機バインダーを使い、環境負荷を下げている。
★戦略・強み
電動化への積極投資
BMWは Landshut 工場に対して、2024年にさらに €200百万 (2億ユーロ) を投資。
2020年以降、合計で約 €1 billion (10億ユーロ) をこの工場に投入。
これは、e-モビリティ (電動ドライブ) コンポーネント (特にニュー・クラス向け) の製造能力を強化するため。+1
★持続可能性・環境技術
鋳造プロセス (インジェクタ鋳造) の導入により、より低い鋳造温度、サイクル時間の短縮、エネルギー消費の削減、CO2 排出量低減を狙っている。
3Dプリントによるサンドコア製造は、環境に配慮した無機結合材を使っており、リソース効率が高い。
★ポジション
BMW グループのコンポーネント中枢:Landshut はただの部品工場ではなく、BMW の “コンポーネント製造ネットワーク” の重要な中核。エンジン、ドライブシャフト、軽合金鋳造、内装、炭素部材など多岐にわたる。
イノベーション拠点:電動化 (Neue Klasse)、3D プリント、持続可能鋳造など、将来の車両アーキテクチャを支える技術をここで育成。
サステナビリティ指向:エネルギー効率や資源効率を高める製造法を導入しており、環境負荷低減を志向。
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