鋳造機械の国際規格作成活動ISO/TC306への参画

日本鋳造協会では公益社団法人JKA殿の助成を得て、2018年6月にキックオフしたISO/TC306という鋳造機械の国際規格の作成活動に参画しております。

鋳造機械のISO規格作成の初期段階から日本の意見を反映させるために、関係企業や業界、大学等の専門家を中心とした国内審議体制をつくり、具体的には世界各国の規格化提案内容を国内専門家での審議委員で精査し、審議した内容を世界各国の専門家の規格作成委員に提案して、国内専門家を派遣した国際会議で議論交渉しながら、近い将来に制定されるISO規格で日本が不利にならないならないようにしていく活動を積極的に推進しています。

鋳造機械のISO規格は従来なく、本活動を通じて新たに制定されるものですが、近い将来にISO規格が制定された以降に、機械機器を製造する鋳造機械事業者のみならず、そのユーザーである鋳造品製造事業者が国内外で、新たに購入する鋳造機械が本活動の成果としてISO規格に合致したものとみなされるようになります。

問い合わせ窓口:機材部会事務局 横田比呂志 yokota@foundry.jp